「理系的考え方・文系的考え方の一例」の補足

理系的考え方・文系的考え方の一例」 を、いくつかのサイトで取り上げて頂きまして その反応から 補足したい事がありましたので、 少しだけ。


まなめはうす様


ゴールAを求めるために、 仮説Bがあれば「B→A」が証明できるならば、 じゃあ次はBを証明すればいいじゃないか という帰納的問題解決思考


これは「帰納的」の部分ですよね。 (帰納的の説明としては簡潔で分かり易いです) それで、理系では、 「仮説からゴールへ」の演繹的思考もある と思います。 生物では「帰納的」を用いる場面が強いので ああいう書き方になりました。 というのは、 生物学は、まだまだ「仮説」の部分が未成熟ですので。


"理系的、文系的"


モデルとその検証、が理系的な作業で、 「戦争」という、絶対悪、 「戦争」に限らず絶対的な概念を導入し、 そこに自論をひっかけて なにかやらかすのが文系的だとおもうのだが。


あ、このまとめ分かり易いですね。 つまり 上で言う「帰納的」だろうが「演繹的」だろうが 「モデル(仮説)とその検証」という思考をするのが 「理系的」って事ですね。 (で、こういう意味で  生物学は「純理系的」と思ってるんです。)


一方 文系の方は、「概念」とか「命題」そのものを 問題にして思考する、って感じでしょうか。 (もしくは「より根源的な命題を探す」とか。) その辺は、文系の方は フォロー下さるとありがたいですねー。 (ただ、自分の中では  かなりクリアになりました。  こういうの、嬉しいですね。)


こういう意味では 経済学はかなり「理系的」じゃないかなぁ。 また一部の社会学も 「モデル検証型」の学問をやってるような・・・