差別とは・その3

前に 「賃貸住宅をピンクに塗った韓国人が  いたのでうちは韓国人お断り」 という主張は差別です という話を紹介したのですが、 これを書いた記事に、反論コメントが殺到し 結果、炎上してブログが閉鎖されてしまった この件について、もう少し考えてみます。

と言っても、 「ブログの炎上」について考えるのではなく 「差別」について、考えるんです。

私自身は、 上記の件は、明確に差別だと思っていますが、 その私が、その立場で色々述べても、 あまり「面白くない」かなって思うんですよ。 で、 今、読んでいる本に 「意見の不一致や相違を作り出し、  それを利用するべきだ」 みたいな話が書いていますので、 上記の件を「差別でない」と考えている方々の 考え方に沿って、考察してみたいと思います。 (それが、考え方を深める事になるって)

元記事は消えてしまったので 私の記憶から想起したものになってしまうのですが 代表的な「意見」は 次のようなものだったと思います。

実際に不動産業者の経験で 韓国人に貸すと上記のようなトラブルが 起こるリスクが高い、と考える場合 このような行動は合理的じゃないのか

それで、 私自身は、この考え方に共感が出来ない (私が、韓国人の人と不快なトラブルにあった事が  全くありませんでしたので。  何人か関わり合いになった方は居ますが  みんな良い人でした) ので、少し別の事を考えたいと思います。

かなり前の話なんですが、 ある日、私は職場に休日出勤したんです。 やる事がありましたので。 部屋には私一人かなって思っていたら 外国人(ヨーロッパ系)の同僚が2人居て 英語でディスカッションをしていました。

部屋にはお土産(確か東京バナナ)があって 包装は開いていて 残りは3つ、でした。 なので私は 「実験の合間に頂こうかな」って思っていました。

1時間程、実験をしてから部屋に戻ってきたら、 そのお土産は無くなっていました。 というか 「食べ終わった後」で 包装(1個1個のパッケージの包装)3つ分くらいが 散らかして居ました(笑) (多分、まだディスカッション中だったので  後で片付けたんでしょう。)

まぁ、お土産って 全員が「食べる権利のあるもの」でもないし その時にいる人間が好きに食べれば良い だいたい、好意で置いているものですし、 だから良いんですけども でも、その時に私、思っちゃったんですよ。

「日本人だったら、ちょうど3つ残ってたんだから  私の分、残してくれていたよな」 って・・・ (まぁ、セコい話ですね。  書いてて悲しくなってきた・・・)

一応、書いておくと その外国人の人たちは、とても良い人たちで 日本人の「心」も、だいぶと分かってくれる人 だったんですよ。 だから、この人たちに不快な思いとかは 全然なかったんですけど でも、こういう微妙な所で 「自分たちとは、違うな」って・・・

実は、若隠居さんのコメント欄でのやり取りで 思い出したのが、この事なんです。 なんで 「私が、こう思った事も  ひょっとすると差別の心の端緒と言えるかも」 って考えたんです。

どうなんでしょう? 少し考えてみましょう。

###
続きは明日。震えて待て! (なーんて)

続きは別記事に書きました。 こちら↓
差別とは・その3 の続き