「タバコを吸う女は嫌いだ」は差別か?

今日、家に帰ってきた所で、 祇園祭の神輿が交差点を回転してる所に遭遇しました。 めたかです。 祇園祭って、 「宵山」と「山鉾巡行」だけって 思っている人は、結構居るかもしれないですけど 実は、7月、丸一ヶ月間に渡る 「長丁場」のお祭りなんですよね。 (興味のある方は、この辺のページを)

さて、書ける時に、溜まったネタを ガンガン書いていきましょう。 先ほど約束した、差別の話から1つ。

かなり昔の話ですが、 喫煙についての「議論」の中で、 ある人が「タバコを吸う女は嫌いだ」 というのは、喫煙者を差別しているって 言っていたんです。

えぇ? そうなんかぁ? って思って 私はその時は 「じゃぁ、『暴力を振るう男は嫌いだ』も差別なの?」 なんて返していたんですが、 でも、 心の中ではずっと、この事が引っかかっていました。

だけど、 ある時、気がついたんです。 「タバコを吸う女は嫌いだ」 は、差別だったなって・・・

ただ、それは 「喫煙者に対する差別」ではないんです。 そうではなく、 これは女性差別なんです。

いや、 「タバコを吸う女は嫌いだ」 と言ってる人が 「タバコを吸う男も嫌い」って言うなら それは、差別ではないと思う。 「タバコを吸う」という行為を嫌ってるだけ、でしょう。 だけど、 「タバコを吸うは嫌いだ」 と、 わざわざ「」と断って言ってるのは、 そう言ってる人は大抵、 「女性限定」でタバコをすう人を嫌ってるんでしょう。

これは、つまり 「女はタバコを吸ってはイケナイ」 という価値観が、背後にあるって事だと、思うんです。

ま、 これには異論はたくさん、あるだろうなって 思っています。 また、 「例外的事例」も、結構ありそうだなって。 例えば ちょっと思ったのは 「タバコを吸う女が嫌い」というのを 男性が「恋愛対象として見る事が出来ない」 って意味で言ってる場合はあるかなって。 その場合は 「女」である事ではなく 「異性」である事が重要な訳で、 そういう場合は、差別にはあたらないかなって。

ただ、 「タバコを吸う女は嫌いだ」 という言葉の裏に 女性限定で、その行動を規制する考え方があるなら、 それは、差別なのではないかって 思っているんです。